ようこそ♪ 『セラピールームくすくす』の覚え書きです。

誠意の行方
2012-01-25 Wed 16:43

1ヶ月以上、書き込みがないと、
広告が出てしまうFC2さんのこのブログ。
いかにも放置しています状態になってしまうため、
ムリにネタを書き込むmaki。
カテゴリは「閑話」です。
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前回の「欺く3」で触れましたが、
本気ではなく建前で言葉かけをしてきた人に、
誠意を込めてウソのない答えをすると、
相手は予想外の答えに驚き、攻撃に転じる事があります。
表面上の無難な世界で生きてきたのに、
突如、爆弾を落とされたようなもの。
これまで築きあげて来たアイデンティティの危機。
「自分を攻撃してくる相手は、容赦なく叩きつぶさなくては」
という心理に襲われます。
こういう表面とは違う深層心理で行なわれるコミュニケーション(交流)を
「裏面交流」と呼びます。
これがわざと長々と続けられたり、仕かけられたりする事もあります。
「ゲーム」と呼ばれます。

例)職場の同僚との会話
Aさん「ねえ、今日の昼ご飯、どうする?」
Bさん「(最近はアレを食べたしコレを食べたし、ここで雰囲気を変えて)
    今日はあの喫茶店でどう?」
Aさん「あー、あそこはねえ、最近、ちょっと」
Bさん「じゃあ、あの定食屋さんは?」
Aさん「えーーー、前も行ったじゃん。しばらくいいよぉ」
Bさん「それじゃあ。。。」
この調子がしばらく続く。
Aさん「やっぱり今日はフレンチにしよう」
Bさん「(結局、自分で決めるんじゃない)そうね、それがいいわね」

Bさんには不満が残ります。
今のは相談と言えるのか。
あなたのために一生懸命考えて答えたのに。

一度で懲りた人は、次回からは良い意味で適当に返事するでしょう。
優しい人は「この人はこういう人だから」等、良い人だと解釈して
誠意を送り続けてしまいます。

ここら辺、「人間関係の依存」で述べた「支配」も関係しています。
AさんはBさんを支配してるんですね。
この支配というのは甘美な権力です。やめられない。
何度もゲームを仕かける事になります。
深層意識での出来事ですから、本人にはわかっていません。
周囲の誰かが見かねて意見を言っても、
Aさんには何を言われているんだかさっぱり。
BさんはBさんで、相手の信頼を得るために努力を始めます。
Aさんにはそれがまた、快感。
同期の場合はまだしも、相手が上司や先生など上の立場の人だったら、
Bさんはそれこそ適当な返事はできないし、努力に努力を重ねようとします。
「意見が通らないのは、私が未熟だからだ」

実は、Aさんは深層意識の中で、Bさんを自分より上と認めています。
そのBさんが自分の言動に翻弄される。自分はそういう力がある。
ほら皆、見て見て。Bさんは私の言いなり。私はBさんより上なの。

はい、困った駄々っ子ちゃんです。
これを崩すには、冷静な大人の対応が有効です。
相手に冷静さを取り戻させる。
質問が一番、効果があります。質問に質問で答える。
誠意を大事にしてきた人にはびっくりの対応ですね。

Aさん「ねえ、今日の昼ご飯、どうする?」
Bさん「あなたはどうしたいの?」
Aさん「(えっ?私?!)えーとえーっと、そうね」

会話の途中でゲームを仕かけられていると気付いたら
Aさん「やっぱり今日はフレンチにしよう」
Bさん「それで?(だからどこに行くのよ?)」
Aさん「(えっ?同意しないの?!)だから、フレンチに。。。」
ここで友達をやめようと思ったら
Bさん「私は中華がいい。別々だね(ニッコリ)」

裏面で起こっている会話は表面とは別ですから、
この裏面に視点を置き、それに対して答える。
つまり、誠意です。

困った駄々っ子ちゃんに合わせ、自分も同じになる手もあります。
Aさん「ねえ、今日の昼ご飯、どうする?」
Bさん「そうそう、どうする~?」
Aさん「あの喫茶店は最近、どうもね」
Bさん「あの定食屋はこの前、行ったしね」
AさんBさん「悩むよね~~~~」

表面上、何も解決してませんが、2人の息はピッタリ。
それでAさんは満足なんですね。
そう、Aさんは本当に解決したいんじゃなくて、
そういう会話がしたかっただけなんですね。

相手の立ち位置に合わせる誠意。
『相手が本当に求めている事は何か』を汲み取る誠意。

「あの人の会話はそういう事か」
気付いた人は、対処法をぜひお試しください。
「で?」「だから?」「あらそう」
(逆にこのセリフを言われた人は、すぐに会話から退散しましょう)

特定の人物が明らかな悪意や敵意を持って
やたらとゲームをしかけてくる場合、
インナーチャイルドや前世が関係している事があります。
因果関係を知りたい場合は、サラウンドライトをご利用ください。

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